営農教室

育苗管理

●ひね苗を植えない計画を
稲作りの始まりは種籾の浸種から始まります。水温に注意し、水の入れ替え時にはネットの配置を換えるなど揃いのよい健苗を目指しましょう。5月10日〜15日中心の田植に合わせるため、必要以上に育苗日数が長くならないよう計画を立て、老化苗を移植しないように心がけましょう。

●安定した播種作業を
ガッチリ苗を育成するため、播種量は乾籾120g /箱の薄まきを心がけましょう。また、播種前にかん水量800t /箱と播種量を必ず確認してください。

●ハウス管理はかん水と換気が生命線
(かん水)

搬出時は覆土を落ち着かせる程度にかん水し、緑化期までの葉ヤケを防ぎましょう。かん水後は、寒冷紗やラブシート等で被覆しましょう。

 緑化期〜硬化期は、水不足による葉ヤケを防ぐために、床土の乾きに応じ、的確にかん水しましょう。かん水が多過ぎると、根の伸びが悪くなったり、カビが発生して生育を阻害したりするので注意しましょう。

 (換 気)
晴天日は気温が低くてもハウス内の温度はかなり高くなるので、早めに換気を行いましょう。30℃以上では細菌性病害が発生しやすくなるので、緑化中でも換気を行い、30℃以下での管理をしましょう。硬化期は強めの換気を行い、田植1週間前からは昼夜ともに換気し、十分外気に慣らしましょう。

 

◎田植え時の留意点

●ヒコバエに対する対策
昨秋の収穫後から圃場ではヒコバエ(2番稲)が多く見受けられました。未熟な有機物が多いと微生物がそれを分解しようとするため、土壌中から多くの窒素が奪われていきます。耕起・代かきは例年以上に丁寧に行うことを心がけ、また圃場の均平に努めましょう。

●70株植えが高品質米への近道
有効茎数を早く確保し、無効分げつを減らすことが、品質と収量のバランスのよい稲作りの第一歩です。栽植密度を70株にすることによって、目標とする穂数(u当り400本)を確保し、適切な一穂着粒数(70〜75粒)に誘導して白未熟粒の発生を軽減します。苗は22〜23枚/10aを用意します。また、田植え後は田水温の上昇に努め、浅水管理で初期分げつの確保に努めましょう。

 

◎田植同時処理除草剤の注意点

 近年、増加している田植同時散布機での除草剤散布では次の事項に注意してください。

@代かきは丁寧に行い均平度を保ち、代かきから田植えまでの日数が長くならないよう注意しましょう。また、植付け後の土の戻りが悪い圃場では同時処理は行わないでください。

A田植同時処理に登録のない農薬は絶対に使用しないでください。(枯死または生長抑制などの薬害を招く危険性があります。)

B田植えをするときは完全に落水せず、少量の水がある状態で行い、田植え終了後は速やかに湛水状態にしてください。特に風が強い日は、水が片寄りしているため薬害が出やすくなるので注意してください。

 

◎育苗箱施薬剤の適切な使用

 本年度もニカメイチュウ等に殺虫効果の高い薬剤『ルーチンアドスピノ箱粒剤』を使用します。使用量( 50g /箱)をしっかり守り、地域ぐるみでニカメイチュウの生息密度を減らしましょう。
作業を終えたら、栽培履歴の記帳・GAPチェックシートのチェックを忘れず行いましょう。

 25年産米の稲作がスタートし、みな穂米が本当の意味での良質米生産地であるか、真価が問われる年となります。生産者の皆様には、今年から実施します「みな穂米品質向上対策」の実施について、ご理解とご協力をお願い致します。

 

 

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