別名「二十日大根(ハツカダイコン)」。その名にふさわしく、30日ほどで収穫できるミニ大根です。畑や菜園がちょっと空いたときに作っておく「間作」が可能です。また、アブラナ科の野菜ながらもラディッシュは、連作すると発生しやすい根コブ病が出ないため、小松菜や白菜、キャベツなどの前後にも作ることができます。
生育適温は20℃前後で冷涼な気候を好み、主に春まきと秋まきにします。また、直根性のため、種は直まきにして育てましょう。
根の部分にビタミンC、消化酵素のジアスターゼを含み、食後に食べれば消化を促します。
葉にはビタミンCのほか、カロテン、カルシウムなどを含むので、捨てずにお浸しなどで食べると良いでしょう。

作型や品種の特徴

 赤い丸型の「コメット」、楕円型で赤と白の2色になった「紅白」、白く、ミニチュアのダイコンのような「雪子町」などがポピュラーな品種です。また、白、赤、ピンク、赤紫などが混在する「カラフルファイブ」も作って楽しい品種です。

育て方のコツ

 根をきれいに丸く太らせるためには、間引きを適期に行うのがコツです。春まきの場合、気温の上昇とともに害虫が発生しやすくなります。寒冷紗で覆うトンネル栽培にすると害虫を予防できます。
一度にたくさん収穫するよりも、1〜2週間ごとに1回種まきをして少しずつ何回も収穫できるようにすると良いでしょう。

種まき

 種まき2週間前に、1uあたり苦土石灰100g をまいてよく耕しておきましょう。種まき1週間前、1uあたり堆肥2s、基肥120g を施して土によく混ぜ込み、幅60p の畝を立てます。深さ1pほどのまき溝を30p 間隔に2本つけ、種を1p 間隔でまきます。覆土し、手のひらで軽く押さえたら、たっぷり水やりをします。

間引き

 3〜4日ほどで発芽するので、生育のよいものを残して3〜4p に1株になるように間引きます。間引き後は、根元に軽く土を寄せて、倒れないようにしておきます。

収穫

 種まき後28〜30日後、地表にせりあがってくる根元の直径が2〜3p になったら収穫適期です。
葉の付け根を持って上に引き上げて収穫しましょう。取り遅れると中に「す」が入ったり根が割れたりするので注意してください。

病害虫

 ラディッシュの根を食害する根切り虫を予防するために、種まき時にはあらかじめ殺虫剤「ダイアジノン粒剤」を土に混ぜ込んでおくと効果的です。
若い葉につきやすいアブラムシは殺虫剤「ジェイエース水和剤」を散布して退治します。
葉を食害するアオムシ、ヨトウムシにも殺虫剤ジェイエース水和剤を散布しましょう。



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