米の品質向上のためには、田植え時期の繰下げとともに、適期の中干しによる過剰な籾数の防止や生育後半までの稲体の活力維持が極めて重要です。
 また、出穂後の湛水管理をきちんと行うためには、適正な中干しを行い、地耐力を確保しておく必要があります。
 しかし、近年の状況をみると、中干し作業は遅れがちになっています。このため、本格的な梅雨に入る前に中干しを確実に行いましょう。

(1)稲体・根の健全化、
収穫までの地耐力の確保を図るため、中干しは遅れずに!

・中干しの程度は、田面に小さなひび割れが入り、足が沈まない程度までを目安として下さい。

(2)エスアイ加里の施用

 加里には発根の促進、茎を丈夫にし、倒伏軽減や下葉の枯れ上がりを防ぐ効果があります。
施用時期は6月中〜下旬、10a当たり15sを目安に葉の露が乾いてから散布して下さい。(葉露が残っている状態で散布すると葉に付着して肥料焼けを起こします。)

(3)てんたかくの穂肥の施用

 田植え時期などによって圃場間で生育差がありますので、穂肥を施用するときは必ず幼穂を確認しましょう。幼穂長が1〜2ミリの頃が施用適期です。
基肥一発肥料(LPS早生専用)を施用した場合は穂肥の必要はありません。 ただし、葉色の薄さが目立つようであれば営農指導員にご相談ください。

穂肥施用の目安
穂肥 生育の目安 施用量
幼穂長 葉色 NK化成C-12号
1回目 1〜2ミリ 4.2 12キロ/10アール
2回目 1回目の施用から
10日後
12キロ/10アール

 

(4)効果的な草刈りを

 カメムシや病原菌の発生源となる雑草地(畦畔・用排水路等)の草刈りを地域ぐるみで行い、斑点米や着色米の発生を抑えましょう。
草刈りは必ず一斉防除前に行ってください。防除後に行うとカメムシを圃場へ追い込むことになってしまいます。また、雑草開花前に草刈りを行うことでカメムシのエサとなる雑草種子をなくして生息密度を下げることができます。




▲このページのトップへ

Copyright © 2014 JA Minaho.All Rights Reserved.