今年は日照不足が心配されましたが、高温障害が回避でき1等米比率が非常に高い年となりました。(10月3日現在コシヒカリ一等米比率98.2%)刈取時期の雨も少なく、慌てず収穫できたのではないでしょうか。
 一息ついたところではありますが、土壌改良資材の散布と秋耕による土づくりで、来年の稲づくりを始めましょう。

@秋耕の実施

 いなわらを腐熟させるには、地温が高いほど効果的です。微生物の活動が盛んになるからです。できるだけ10月中に秋耕を終わらせましょう。秋耕には土壌中の有機体窒素を無機化し、来年の土壌窒素量が増加する乾土効果もあります。
秋耕後は排水溝を設置して排水口にしっかり連結し、圃場の排水に努めましょう。期間を開けて二回耕起すると腐熟はさらに進みますので春耕も忘れずに!

A土壌改良資材の施用

 ケイ酸は根の酸化力を増進し、病害虫に対して抵抗性を高めることが知られています。
・過剰蒸散が抑制され光合成速度が低下しない。
・葉身が直立、受光体制がよくなり光合成が促進される。
・耐倒伏性が増す
・割れ籾が軽減する。
・耐病性の強化
増収と品質向上に繋がります

B有機物の施用

 堆肥等の有機物施用は、土壌の保水性や通気性が良くなり、肥効を持続させることに効果的です。
有機物を施用して地力をつけましょう。


土づくり資材の施用基準(10aあたり)
資材 施用量 特性
ケイ酸石灰  160kg 主成分はケイ酸と石灰。その他に苦土・マンガンを含む。水稲の葉や稈が丈夫になり、倒伏やいもち病に対する抵抗力が増大する。
シリカロマン 120kg 溶出に優れたケイ酸分が配合されているため、稲体表面にケイ化細胞が形成され倒伏軽減につながる。アルカリ分が高く、酸度矯正にも役立つ。
こめこめ大地 120kg ケイカル・ようリンに天然海藻入りゼオライトがバランスよく配合された肥料。根量の増加、稈の充実により耐病性・耐倒伏性が強化、品質・食味を向上させる。

 

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