やせた土地でも育ち、暑さにも強いなど手間のかからないイメージのサツマイモですが、肥料をやりすぎるとツルボケしたり、きれいなものが収穫できなかったり、意外と栽培の難しい野菜です。

品種

ベニアズマ 甘みが強く関東で主力の品種。早植えすると裂果、遅植えすると表面に血管が浮き上がったようなミミズ腫状の筋が発生します。

鳴門金時  実が黄金色。関西圏で人気の品種です。ベニアズマより若干生育が早く、貯蔵性、収量性が高い。掘り遅れると皮色が悪くなりやすいので適期に収穫する。

畑の準備

 ツルボケを防ぐため、肥料は控えめにするか入れない。苦土石灰も入れなくて問題ありません。

コガネムシの幼虫防除

 根を食害するコガネムシの幼虫などには苗の植え付け前に「ダイアジノン粒剤5」などを土壌に混和します。

植え付け

 5月中旬~6月中旬に植え付けましょう。ベニアズマは7~8葉苗を4節までしっかり埋める。鳴門金時は5~6節苗を3節まで埋める。
畝幅は70センチにして一条植え、株間は30センチ程度にします。黒マルチには保温、保湿、雑草抑制効果がありますのでおススメです。ただし、水はけの悪い畑では使用を避けた方が良いです。

ツル返し

 ツルボケを防ぐためツルが四方に伸びてきたらツル返しを行い、不定根を切断します。

収穫

 葉やツルの色が黄色く変わり始めたら収穫の合図です。試し掘りをして収穫の時期を決めておき、天気の良い日に掘り上げましょう。
収穫は霜が降りる前までに終わらせましょう。イモは低温に当たると腐り始めます。霜に遭うとアウトです。

ワンポイント

 イモになる根の数が多いと小柄なイモがたくさんできます。反対に根の数が少ないと大きなイモが収穫できます。
イモになる根は葉の付け根から伸びますので苗の植え付け時に葉の付け根の埋める数を調整することでイモの数や大きさをある程度コントロールすることができます。

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