ケイ酸質資材の補給

  1. ケイ酸石灰はアルカリ性の性質を持つため補給することで土壌のケイ酸分を高めるだけでなく土壌pHを矯正する役割も果たします。
  2. 茎葉を硬くし、倒伏や病害虫被害への抵抗力を高めます。
  3. 根の活力を高め、稲体の健康を保ちます。
  4. 受光態勢が良好になり光合成が促進されることで、米粒中のタンパク質含有率が抑えられ、収量と食味が向上します。

有機物の施用

 有機物には肥料の三要素(チッソ・リン酸・カリ)をはじめとして各種の微量要素が含まれます。有機物を施用すると土壌中の微生物の働きによって植物が吸収できる物質に分解されます。
有機物施用の効果は主に土壌の「物理性改善」「化学性改善」「生物性改善」の3つに分類されます。

物理性改善効果

 有機物は土壌中の様々な生物のエサとなり、その活動によって腐植や多糖類、菌糸などが産生されます。腐植や多糖類などは土壌の団粒化を促進し、土壌の保水性、排水性を高めます。

化学性改善効果

 有機物を施用すると、分解された物質による養分供給効果、腐植が増加することによる保肥力の増大、化学的環境変化の緩和、有害重金属の吸収抑制、植物ホルモン的作用を示す物質による生育促進効果などがあります。

生物性改善効果

 土壌中微生物の種類と数の増加により生物多様性が確保され、特定の病原菌や有害センチュウの蔓延を抑制します。ミミズなどの小動物も増加し、土壌の団粒化が促進されます。

深耕による土壌改善

 深さ15センチの深耕で根域を拡大し、根の張りと活力を向上させましょう。耕起は収穫終了後速やかに行い、地温の高いうちに稲わらをすき込んで分解を促進します。稲わら中のチッソ、ケイ酸分は焼却すると吸収されにくくなりますので、そのまますき込みます。
深耕時はロータリーの回転速度を上げ、トラクターの速度を落としてじっくり耕起して下さい。


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