地場産調味料でおいしく地産地消


議長を務める穴田会長

 県JAグループは11月18日富山市の「とやま自遊館」で「第46回JA富山県大会」を開催し、第45回大会の課題や改正農協法、TPP(環太平洋経済連携協定)の大筋合意などを踏まえて、JAグループが来年度から3年間に重点的に活動する目標を策定しました。大会で掲げられた目標は①「農業者の所得増大」「地域の活性化」への挑戦②「農業者の所得増大」「地域の活性化」に向けた組織・事業・経営の革新③協同組合理念の浸透と「食・農・協同組合」にかかる理解の醸成の3つで、JAグループはそれらの実現に向けて徹底的に取り組むことを確認しました。

JAグループ3つの目標

①「農業者の所得増大」「地域の活性化」への挑戦

 所得向上・生産拡大を目指した「JA地域農業戦略(地域農業振興計画)」を策定し、担い手の意見や要望を踏まえた支援や事業対応を実践します。支援には「担い手」への出向く体制を整備し、個別対応を強化するとともにJAの総合力を生かした営農指導・購買・販売・経営管理等を含めた取り組みを実践します。
また「売れる」農産物の生産をめざし、マーケットイン(※1)に基づく生産・販売事業方式の取り組みを進めます。担い手の経営複合化推進や園芸産地育成を行い「1億円産地づくり支援事業」や産官学連携を活用して地域ブランドの確立に取り組むとともにJA農産物直売所の整備・拡充、農産物加工品の開発等により販路の確保とより高い収益性を目指します。
地域の活性化には「JA地域くらし戦略」を策定し、食農教育、高齢者生活支援、助け合い活動などを通じ、地域の生活インフラ機能をサポートします。

※1マーケットイン…「顧客が望むものをつくる。」消費者ニーズを優先して、顧客視点で商品を生産し提供する手法。「作ったものを売る。」というプロダクトアウトの対義語。

②「農業者の所得増大」
 「地域の活性化」に向けた 組織・事業・経営の革新

 組合員の円滑な世代交代に取り組むとともに女性正組合員、准組合員の加入を促進し、それら利用者の声をJA運営に反映できる仕組みづくりを進めます。「青年層」「担い手」「販売・経営のプロ」「准組合員」などの理事登用や女性総代、女性管理職の登用を進め、幅広い世代の声を取り入れて業務執行体制の強化をはかるとともに、コンプライアンス意識の醸成を継続的に進め、経営管理態勢の強化をはかります。
また、農業振興のための投資や積極的な営農経済事業の展開に備えて自己資本の充実をはかり、内部留保に努めます。 
「JA人材育成基本方針」に基づき、将来を担う人材育成に取り組みます。並行して「活力ある職場づくり」に取り組み、人材育成の取り組みをより効果的に進めます。
県中央会は組合員・JAなどから求められる事業の実施と体制づくりを進めJAグループの結集軸として再構築します。

③協同組合理念の浸透と「食・農・協同組合」にかかる理解の醸成

 世代交代や新規加入による若い組合員を対象に「協同組合理念」「JAの組織・運営、事業と活動」および「農業」にかかる理解を深めるための活動を行い協同組合理念の浸透をはかるとともに、JA広報誌やウェブサイトの活用、パブリシティ(※2)による情報発信等の広報体制を強化し「食」「農」「協同組合」にかかる国民理解の醸成に取り組みます。
これら3つを柱とする大会議案の実現に向けて、「元気な富山県農業の創造とJA自己改革の実践」に関する決議案を細田勝二代表理事組合長が読み上げ、拍手多数で決議されました。
その他、TPP対策運動の継続に関する特別決議(案)、大会宣言(案)も読み上げられ拍手多数で決議されました。

※2パブリシティ……新聞社・テレビ局などマスメディアにプレスリリース配布や記者会見等で情報提供して報道してもらう広報活動の事。有償の広告宣伝とは異なる。

めざすべき農業農村の将来像

管内8生産者ら表彰

 県大会の議事に先立ち、県内の優良生産者58組が表彰されました。JAみな穂管内からも8組の生産者が表彰されました。表彰者は次の方々です。

・七澤 勘一  (山崎地区)
・藤田  実 (大家庄地区)
・(農)あおしま(入善地区)
・(株)アグリたきもと(飯野地区)
・(農)シムラアグリファーム(椚山地区)
・(農)ハイテック大家庄(大家庄地区)
・(農)ひまわり(横山地区)
・(農)みのり(上原地区)
(敬称略 50音順)

 優良JAの表彰もあり、JAみな穂が優秀経営農業協同組合に選ばれました。


表彰状を受け取る細田組合長

農業振興実践農業協同組合
・となみ野農協
・高岡市農協

優秀経営農業協同組合
・みな穂農協

優良経営農業協同組合
・となみ野農協
・なんと農協
・いなば農協
・福光農協

大会宣言(全文)

 本日、私たちは、第46回JA富山県大会を開催し、大会議案「元気な富山県農業の創造とJA自己改革の実践」を承認するとともに、大会議案の実践にJAグループを挙げて取り組むことを確認する決議、および「TPP対策運動の継続に関する特別決議」を採択した。
農業・JA・地域社会をめぐる情勢は、TPP交渉の大筋合意の内容が農業生産に大きな影響を及ぼす懸念があるとともに、農業者の高齢化や世代交代による農業生産基盤の脆弱化が心配されるなど厳しい情勢が続いており、これらの問題解決に向けたJAグループの確実な対応が求められている。
また、農協法の大幅な改正を踏まえ、自主・自立の協同組合として地域の農業と暮らしになくてはならないと組合員に評価される組織となる必要がある。
これらのことを踏まえ、私たちJAグループは、本日の大会を契機に自己改革に取り組み、地域に根ざした協同組合としての役割を発揮して、持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現をめざすものである。
以上、宣言する。

平成27年11月18日
第46回JA富山県大会

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