JAみな穂がめざす地域農業

JAが旗振り役となり、集落と担い手農業者が互いに支え合い、地域全体で安全・安心な「みな穂産」農産物を消費者に提供する。さらに新たな品目産地づくりに取り組むとともに、女性・高齢者の力を生かした6次産業化と地産地消によって地域収益力が強化され、「食」と「農」にかかわる人と地域が元気になる。また集落や暮らしの活動により「協同」や「助け合い」の意識が高まり地域が活性化し、その中でJAに対する理解が醸成される。JAみな穂は以上のような地域農業を目指します。

目標に向けた方策

Ⅰ.安全・安心な農産物を生産販売する体制づくり

①田んぼのフル活用
平成30年から主食用米の生産調整を見直し、行政による生産数量目標の配分に頼らない生産者が自らの経営判断・販売戦略に基づいて生産できる制度に変ろうとしています。JAは需給に基づくモノづくりを進め地域営農をけん引する役割を果たします。また、継続して水田フル活用を推進し、担い手農業者と兼業農家の連携をバックアップするため「地域とも補償事業」も行政と連携して継続していきます。

②みな穂の米づくり
良質米の生産に努めるとともに、中食・外食向けの業務用需要が増加していることを見据え消費者ニーズに対応した売れる米づくりに取り組みます。
コシヒカリを超える富山県オリジナルの新品種の試験栽培に取り組み、品種登録後に普及栽培に着手します。

③コスト対策
水稲直播の面積拡大を目指します。生産者の作業体系に応じた播種方法を提案し作業の効率化をはかります。種子コーティング作業はJAが機械を導入し受託します。
担い手農業者を対象に肥料の工場直送取りを推進し低価格供給を実現します。

④農産物販売強化
消費者ニーズを把握し、求められる作物を生産販売するため実需者との連携を強化します。
米、大豆は需要に応じた品種の栽培を推進し、ソバ、キャベツなどでは安定供給できる生産量を確保して契約栽培の拡大と安定収入を確保します。
市場など系統販売の他に県内JAの直売所、学校給食、観光施設などへの販売や生協、飲食店、量販店、ホテルなどとの直接取引ルートを開拓します。
また白ネギなどの特定の品目についてはJAが設定した価格で買い取る買取販売方式の導入を検討しています。

Ⅱ.地域農業をけん引する経営体の育成

 集落営農の組織化を継続して支援するとともに、担い手農業者が情勢変化に的確に対応できるよう育成します。また土地持ち非農家と担い手農業者との調整役をJAが担い、土地持ち非農家が担い手農業者を応援する地域づくりに努めるなどして規模拡大とコスト軽減を支援します。
 近くに担い手がいない、圃場の条件が悪いなどの理由で担い手のいない農地があります。また後継者不足による将来の担い手確保に不安な農地があります。JAは圃場条件の改良を行政に働きかけるとともに受け手のいない農地を受託するJA出資の農業法人設立と運営について検討します。

Ⅲ.新たな品目の産地づくり

①新しい品目への挑戦
 「白ネギ」の産地化に取り組みます。すでに新川地区の他JAで取り組んでおり、連携した産地化が可能な「富山しろねぎ」は市場評価が高く販路・価格が安定しています。また露地野菜の中では面積当たりの所得が高い。主穀作の作業と競合が少ない。規模別の機械化一貫体系が確立しているなどのメリットがあります。
JAは産地化に向けて白ネギ専門チームを編成し、経営体に応じた経営目標の設定や作業計画の策定、播種・育苗や調製の施設整備を進めます。また、買取販売方式の導入を検討するなどして経営体の安定収入を支援します。

②プラスワン作戦の継続
 それぞれの経営に合ったプラスワン作物を提案し生産と販売を支援します。また需要の高まりに応じショウガ、エゴマなど新しい品目づくりを推進し、6次産業化や農商工連携に取り組み、販路拡大と収入の安定をはかります。

③特産物の再生
 入善ジャンボ西瓜、キャベツ、アスパラガス、あさひ柿など栽培技術が確立していて需要があるにもかかわらず栽培面積、出荷量の減少している品目があります。
技術の継承、園地の引継ぎ、業務用の生産などで特産物の再生を目指します。

Ⅳ.食と農と助け合いによる豊かな地域づくり

 農業者の減少に伴い集落内のつながりが希薄化し、JAや農業とつながりの薄い住民が増えています。地域行事の参加者も減少し集落に元気がなくなってきています。

①集落機能の強化
 農業、農政、食料、農村環境、JA事業のことをしっかりと集落に伝えるため集落ごとに担当職員を任命し、生産組合活動サポート体制の構築を目指します。

②高齢者の生きがい創出
 学校田や畑づくり、料理教室など食農教育の場の講師を依頼したり「あいさい広場」を拠点とした「作り方・売り方教室」などを開催したりし、高齢者の「物を作る生きがい」「人を育てる生きがい」を創出します。

③女子力の活用
 女性農業者が「食」と「農」の主役として力を発揮できるようグループ活動や資格取得などを支援します。

④くらしの活動強化
 食農教育、地産地消、交流、助け合い、生活文化、高齢者福祉、健康管理や相談などの活動を強化します。

⑤青壮年部と女性部の活動
 JA青壮年部、女性部は地域貢献活動を強化し、JA活動の理解醸成を進める一端を担います。
両組織をオープン参加型として盟友、賛同の輪を広げるとともに両組織が融合した活動を取り入れ地域貢献活動の強化をはかります。

⑥JA組合員のメンバーシップ強化
 ケーブルテレビでの協同組合講座放映、JA事業や営農情報のメール配信、JAだよりへの組合員発信情報の掲載などを検討し、組合員が活動や事業に積極的に参画したくなるJAを目指します。


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