【育苗管理】

●播種計画
高品質な米を生産するには育苗が基本となります。5月10日以降に田植えが出来るような作業計画を立てましょう。
育苗日数が長く葉齢の進んだ『老化苗』を移植すると、初期分げつ発生の減少や早期出穂によって心白粒が発生しやすくなり、品質低下につながります。
●浸種
消毒剤処理済種子は浸種により籾表面の薬剤が溶け出し防除効果を得られます。水温は10~15℃を確保しましょう。浸種開始の2~3日は殺菌効果を高めるため水の入れ替えは行わないで下さい。
●催芽
催芽はハト胸程度(芽長2ミリ)を基準とします。催芽温度は30℃を守りましょう。温度が低いと『ばか苗病』が発生しやすくなります。
●播種
1箱あたり120グラムの薄播きを徹底して厚播きにならないようにしましょう。厚播きは軟弱徒長な苗になりがちで病気の発生にもつながるので注意しましょう。
播種時期が早いと育苗期間が長くなり徒長して老化苗になるので注意しましょう。
●育苗ハウス管理
ハウス搬入直後の苗は覆土が落ち着くまでしっかり潅水し葉ヤケに注意しましょう。
緑化が終了したら1日1回の潅水を目安にし、フェーン現象の時は乾燥しすぎないようこまめにかん水しましょう。
『ばか苗病』の発生した苗は感染を防ぐためすぐに苗箱ごと廃棄して下さい。

【苗箱施薬】


ルーチントレス箱粒剤


エバーゴルワイド箱粒剤(早生用)

播種同時、または田植え3日前~当日に1箱あたり50グラム散布しましょう。ルーチントレス箱粒剤エバーゴルワイド箱粒剤(早生用)
いもち病・イネドロオイムシ・ニカメイチュウに効果がある農薬です。

【田植え】
コシヒカリは5月10日以降の田植えを徹底し、品質向上を図りましょう。
適正な初期茎数を確保するため、次のポイントを徹底しましょう。
◎植え付け時のポイント
・植え付け株数 70株/坪
・植え付け本数 3~4本
・植え付け深度 3センチ程度
◎水管理
・田植え後 深水管理で保温効果を高め、植え傷みを防止
・活着後 浅水管理で水温、地温の上昇に努め初期茎数を確保

【除草剤】
除草効果を高めるため、水深3センチ~5センチを保ち、散布後7日間は湛水状態を保ちましょう。


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