田植直後からの水管理は、保温・肥料の吸収と移行・雑草の抑制・分げつなど、稲の生育コントロールに非常に重要な技術です。
 植付後4~5日間は苗が水没しない程度の深水管理をし、保温効果を高めましょう。ただし急激な入水は浮き苗の恐れがあるので、ゆるやかに行いましょう。
 活着が確認されたら、2~3㎝の浅水管理に切り替え、地温・水温の上昇に努めましょう。この時期は昼と夜の水温の較差が大きいほど分げつの発生が促進されるので、昼間は止め水、朝か夕方の入水を行いましょう。また、強風や低温が予想される場合は、深水にしましょう。

しっかり溝切りを

 入・排水をスムーズにし、中干しが効果的に行えるよう、溝切りは6月上旬頃までに実施しましょう。

中干しのポイント

 中干しは、無効分げつ(正常な穂をつけないもの)を抑制するほか、根に有害な硫化水素ガスを抜き、うわ根の発達を促すとともに、適切な葉色へ誘導し、耐倒伏性や収量・品質の向上につながる大事な技術です。開始時期は目標穂数の80%の茎数が確保された頃(田植え後約1か月)です。田面に小さなひび割れが見られ、足跡が軽くつく程度を基準に行いましょう。
中干し後の水管理は間断かん水を行いますが、急激な湛水をおこなうと、稲が窒息して根腐れや下葉の枯れ上がりが起きやすくなります。初めは走り水でひと通り水を行き渡らせてから、徐々に入水し、根を水に慣れさせていくのがポイントです。

除草剤の選択

 後期除草剤は残草の種類、葉齢、大きさなどを判断して正しく選択しましょう。散布量・使用方法・散布可能時期にも注意しましょう。

 

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