入善町の特産品である「入善ジャンボ西瓜」。上品な甘さとサクサクとした食感、長円形の果実をさん俵で梱包する独特の姿で贈答用などに人気があります。最近は全国版のテレビ番組でも度々取り上げられ、知名度はどんどん上がっています。

反面、ジャンボ西瓜の生産量は年々減少を続け、平成12年に270トンあった共販量は平成27年には148トンにまで減少しています。
主な原因に生産者の高齢化、後継者不足、高度な栽培技術を必要とすることなどが挙げられます。
このままでは100年以上続くジャンボ西瓜の歴史が途絶えてしまうと、今年からJA・入善町・入善町ジャンボ西瓜生産組合が連携して取り組んでいるのが「入善ジャンボ西瓜新規栽培促進事業」です。
同事業は①栽培チャレンジ支援②生産安定化支援③特産品栽培新規就農支援事業の3つの事業で構成されており、①では新たにジャンボ西瓜栽培にチャレンジしたいと考える農家に苗5株と栽培マニュアルを無償で提供し、実際に栽培を体験してもらうものです。栽培体験には生産組合で実際に栽培している農家が栽培指導にあたります。体験を通して「出荷販売のための本格的な生産に取り組もう」とする農家には②生産安定化支援と③特産品栽培新規就農支援事業で経済面を支援します。
今年4月に行われた「入善ジャンボ西瓜栽培チャレンジ支援説明会」には入善町内7戸の農家が参加し、ジャンボ西瓜の栽培にチャレンジ中です。

 

導入作物として最適

小摺戸地区 松原  玄さん

 我が家の経営体系は水稲のみで、以前から園芸作物に取り組みたいと考えていました。
そんな時にこのチャレンジ栽培の話を聞き、入善町の特産であるジャンボ西瓜は導入する作物としては最適と思い参加を決めました。
指導してくれる森下さんの話をよく聞いて栽培ノウハウを身に付け、本格栽培につなげたいと思います。

 

6次産業化めざす

Staygoldてらだファーム
上原地区 寺田 晴美さん(左)
     野口 梨奈さん(右)

 栽培は大変なんだろうと漠然と思いながらも「5株から」ということで気軽に手を挙げてしまいました。
実際にやってみて大変さは想像以上でした。機械化されていないのでほとんどが手作業でとても手間のかかる作物ですが、みるみる大きくなっていくジャンボ西瓜を見ると楽しくなりますし、懇切丁寧に指導して下さる目澤師匠の熱意も伝わってきます。
本格導入後はジャンボ西瓜の6次産業化に挑戦したいと思っています。

 

精一杯のサポートを

入善町ジャンボ西瓜生産組合
嶋先 良昭組合長

 入善ジャンボ西瓜は生産者の高齢化と後継者不足で年々生産者と栽培面積が減少しており、町の特産品として生産、出荷できるギリギリの状態です。このままでは「入善ジャンボ西瓜」が消えてしまいます。
今回、事業を活用して7人の方が新たにジャンボ西瓜の栽培に挑戦しておられます。この方々には何としても今年の栽培に成功し、次のステップに進んでもらいたいと願っています。我々、生産組合も行政、JAと連携しながら精一杯サポートしていく考えです。


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