「白ネギ」の特産化へ向けていよいよ動き出しています。「白ネギ」は近隣JAと連携した産地化が可能なこと、県産ネギは「富山しろねぎ」として市場評価が高く販路と価格が安定していること、管内主力作物の水稲と繁忙期が重ならないなどの利点があります。JAは平成30年度までの地域農業振興計画で「白ネギ」を重点作物に挙げて特産化を推進しています。
今年は朝日町、入善町の生産者14人が約1ヘクタールの「白ネギ」栽培に取り組んでおられ11月10日から初めての市場出荷が始まっています。
来年度は栽培面積を3ヘクタールまで増やすことを目指しています。

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「ひっぱりくん」での定植作業を学ぶ生産者のみなさん

定植時のポイントを確認しました。定植はチェーンポット移植器「ひっぱりくん」で行い、日本甜菜製糖(株)の社員、小澤亮太郎さんに実演していただきました。今年は育苗をJAくろべに委託しましたが、来年からはJAみな穂で育苗を受託します。

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圃場巡回を行い、生育状況と病害虫の発生状況を調査したほか栽培管理の状況も確認しました。
巡回では新川農林振興センター職員が額縁排水溝を確実に排水口へ連結させて排水管理を徹底することやネギアザミウマ対策は土寄せ時に殺虫粒剤を散布したり害虫が薬剤抵抗性を獲得しないような薬剤選択をしたりするなど予防を中心に行うことを呼びかけていました。


白ネギ栽培先進地、黒部市の圃場を視察する生産者のみなさん。

圃場巡回で生育状況や今後の栽培管理を確認しました。

JAくろべの圃場にも訪れ、「白ネギ」栽培先進地の管理体制を学びました。

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ヤンマーアグリジャパンの開発した自動掘り取り機。従来機より作業能力は劣りますが安価で体の負担が少ないことなどのメリットがあります。

ヤンマーの乗用耕うん機「アグリカ」。乗ったまま畝立て、土寄せが可能です。右のスパイラルローターを装着すれば除草作業もできます。

 駆動を切ることなく作業速度を調整できるトラクター「YT330」。収穫時の細かい速度調整が容易に可能です。

トラクターに装着して掘り取りができる「マルチプラウ」。メーカーのカツノ技研さんがワンタッチで取り付け出来て、ネギを倒伏させずに掘り取ることができることなどを説明しました。

掘り取り実演会で掘り取り機のほか、溝切り定植機や土寄せ機など省力化に向けた機械が紹介されました。来年はJAでマルチプラウ2機を導入し、生産者に貸し出す計画です。

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初出荷に向けて生産者が大家庄野菜集荷場に集まり、選別基準の確認や調製の手順などを確認しました。

野菜集荷場の施設を利用して白ネギの調製を進める生産者。初めての作付でしたが良い白ネギが収穫できたということです。来年は「根・葉皮むき機」「選別機」を導入し、調製設備をライン化します。生産量に応じて選別作業の受託も検討します。

「白ネギ」特産化への道(目標値)

平成28年(今年)

・作付、栽培技術の普及
・野菜集荷場、調製施設の整備


作付:約1ha

平成29年

・機械体系の整備
マルチプラウ導入
根・葉切皮むき機、選別機導入による調製ライン化、選別作業の受託化
・苗の受託栽培


作付:3ha

平成30年

・安定出荷へ向けた栽培体系の確立
・調製選別施設の拡張
・大規模生産者への支援事業


作付:5ha

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