県の平成29年産米の作況指数は100、反収は546kgで「平年並み」の作柄となりましたが、出穂後20日間の日射量不足が登熱歩合と粒厚に影響し、くず米が増加しました。そのため実際の出荷単収は作況指数より少なくなっています。みな穂管内のコシヒカリの1等米比率は92.2%となり、4年連続の95%以上の目標は達成できませんでした。今年の反省を踏まえた水稲栽培を考えてみましょう。

近年のコシヒカリ1等米比率の推移 (%)

  H29 H28 H27 H26 H25 H24
JAみな穂 92.2 96.9 98.1 98.1 46.8 57.3
富山県 90.0 91.4 94.2 88.3 69.8 74.6

今年の水稲栽培の反省点

①穂数の早期確保・・・・・・

 70株/坪植えを定着させ、穂数の早期確保に努めました。また、今年は田植後の強風による植傷みやワキの発生が影響し、下葉枯れの発生していた地域もありました。来年は的確な水管理で初期生育を促進させ、穂数型の稲に誘導しましょう。

②中干しによる根量確保・・・

 6月11日から6月21日の10日間、雨が全く降らなかったことで適期の中干しを徹底でき、根量の確保につながりました。来年も適期の中干しを徹底し、根量の確保に努めましょう。

③カメムシ類の防除徹底・・・

 地域ぐるみで行う草刈り運動が各地域で浸透し、カメムシ類の発生源となる雑草地(用水路・畦畔等)が減少しました。カメムシは斑点米発生の原因となり、等級低下につながります。来年も防除徹底に努め、カメムシの発生を抑制しましょう。

④登熟の向上・・・×

 登熟初期(8月中~下旬)の日照時間が例年よりも短く、光合成が十分に行われませんでした。そのため籾の充実が不十分となり、白未熟粒発生の原因となりました。来年は「穂数型稲」を形成し、光合成が効率良く行えるよう葉面積を確保しましょう。

品質低下・収量低下の要因と来年に向けて

品質低下の要因

・田植え後の植傷み
・登熟初期の日照不足
・刈り遅れによる胴割れ発生、未熟粒の混入

収量低下の要因

登熟初期の日照不足で登熟不良となり、登熟歩合が低下したことが要因です。
この結果、例年よりもくず米が多くなりました。

来年の取組みポイント

・5月15日を中心とした田植えによる高温登熟の回避
・田植え後1ヵ月頃の溝掘りと中干しの確実な実施
・中干し後の間断かん水や幼穂形成期以降の飽水管理による適正な葉色誘導
・生育、気象条件に応じた的確な穂肥使用
・計画的な作業計画に基づく適期刈取り

 

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