県産米、「特A」を逃す


 日本穀物検定協会が2月28日に発表した平成29年産米の食味ランキングで、富山県産の主要3銘柄「コシヒカリ」「てんたかく」「てんこもり」は最高評価の「特A」を逃す結果となりました。県産米が「特A」獲得を逃した要因は、登熟期の日照不足によりデンプンの詰まりが不十分となったことなどが考えられます。新潟県魚沼産コシヒカリも食味ランキング(現行方式)が始まって以来初めて「特A」を逃しており、富山県産と同様に昨夏の日照不足などが原因と考えられています。

みな穂お米コンテストって?

近年、全国で米の産地間競争が激化の一途をたどっており、「みな穂米」のブランド力を強化するには品質や食味の向上に向けた取り組みが必要不可欠となっています。
そこで、JAでは平成27年から管内で生産される「コシヒカリ」の品質や食味などを審査する「みな穂お米コンテスト」を実施し、高品質・良食味米生産に向けた生産者の意欲向上と「みな穂米」のブランド力強化に力を入れています。
今年度のお米コンテストには94点の応募があり、7生産者の方々が見事入賞されました。入賞者の中には3年連続や2年連続で入賞された方もおられ、何か秘訣がありそうです。

みな穂お米コンテストの審査方法

1次審査 生産履歴審査

2次審査 農産物検査員分析整粒値による評点

3次審査 米粒食味計による評点

4次審査 炊飯食味計(味度計)による評点

入賞常連の農家さんが語る良食味米生産の秘訣


米山義隆代表取締役

みな穂お米コンテスト2017最優秀賞
(有)米山農産さん(3年連続の入賞)

 堆肥やケイ酸質資材などの散布による健全な土づくりの徹底、お米の粘りや柔らかさを損なわないために窒素成分量を抑えた有機質肥料を分施するなど、手間と愛情をかけたお米づくりに励んでいます。籾の乾燥方法にもこだわり、火力による乾燥ではなく大型の除湿機を使った「除湿乾燥」を採用しています。約10日間かけてじっくりと乾燥を行うことで籾にストレスがかからず、昔ながらの「ハサ掛け乾燥」のような風味あるおいしいお米に仕上げています。
これからも「安全でおいしいお米を安心して皆さまに食べていただくこと」をモットーに栽培管理を徹底し、より高品質な良食味米の生産に努めていきます。

 

みな穂お米コンテスト2017優秀賞
(有)ファームエースひばり野さん(2回目の入賞)


中村素嗣代表取締役

 良食味米生産において最も大切なことは「決められたことをしっかりやること」と考え、時期ごとの管理を徹底し、お客様に「おいしい!」と思っていただけるようなお米づくりに努めています。農業は気象条件に左右されることが多いですが、ケイフン散布や翌春の田のワキ(硫化水素)の発生を防ぐための秋耕などによる健全な土づくりと、田植後の適正な水管理を徹底することが良食味米生産と収量確保につながります。
今後もこれまで通り気象条件に合わせた管理を徹底し、地権者の方や消費者のためにも良食味米生産に力を入れていきます。

 

PAGE TOP

メニュー