JAみな穂では管内7ヵ所のライスセンターで水稲籾の乾燥・調製をしてきましたが、担い手農業者へ農地を委託する農家の増加などから利用者が年々減少しています。
 今後は集落営農組織で乾燥調製作業を担う構成員の高齢化、個別法人では規模拡大による設備投資と労力確保の限界などにより、施設のまとまった利用が増えていくと想定されます。
 こうした中、JAではより高品質で均一な「みな穂米」を供給するため、来年度から大家庄ライスセンターと上原ライスセンターの2施設を拠点に集約することが決まりました。また、同再編により中国への輸出などで増加が見込まれる輸出用米の安定供給施設としての役割が期待されます。

来年度からの構想図

再編に伴う施設の機械整備

①荷受設備
現在、大家庄ライスセンターと上原ライスセンターの荷受設備は各2系列でしたが、集約に伴い各3系列に増設し、集落営農組織と担い手農業者など大口利用者専用の荷受口を設けます。さらに、トラックスケール(10トン)を設置し、荷受時の計量作業の迅速化を図ります。

②乾燥設備
遠赤外線乾燥機(20トン)を5台新設し、乾燥作業の効率化を図ります。

③籾摺・調製設備
10インチの籾摺機を2台に増設し、稼働率の向上を図ります。また、最新の色彩選別機を導入し、品質の均一化を図ります。

④集塵設備
周辺の環境に配慮した集塵装置を完備し、クリーンな施設の実現を目指します。

再編後のライスセンターフローチャート

利用者アンケートの主な意見

・ライスセンターの再編計画はこれからの農業再編において欠かせない。

・経営規模の拡大が広まる中、将来的な状況や効率的な体制を考えると再編はやむを得ないのではないか。

・拠点となる2ヵ所の整備は生産者だけでなく卸業者などの意見も参考にし、ゆるぎない「みな穂米」の確立を図ってほしい。

・施設を統合しても多品種に対応できる体制を整えてもらいたい。

・再編後は現在の利用施設よりも遠くなるので、荷受口を充実させるなど待ち時間を軽減できる体制を整えてほしい。

・生産者の利便性を考えると、各町に1ヶ所のライスセンターでは少ないのではないか。

・統合されると現状よりも運搬に時間がかかり、刈取りに時間ロスが生じる。

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