活着期

田植後の水管理は植傷みを防ぎ、保温効果を高めるため、やや深水に湛水しましょう。
 暖かい日中は浅水にして地温を高め、発根を促しましょう。低温時は浅水や落水を避け、地温の低下を防ぎましょう。
浅水で水温、地温を上げましょう

分げつ期

 分げつ期は浅水管理で水温、地温の上昇に努め、イネの初期生育促進を図りましょう。ただし、気温の上昇に伴って土壌の還元化が進むので、「ワキ」や「アオモ」が発生した場合は軽い田干しや水の入れ替えを行いましょう。また、分げつは昼夜の水温較差が大きいと促進されるので、昼夜止水、朝夕かんがいで有効茎数の早期確保に努めましょう。

除草剤

 体系処理2回目の水稲用除草剤を散布する場合、散布前に1、2日間程度の軽い田干しを行いましょう。散布時は田んぼに5、6cm程度入水しておき、散布後5日間は湛水状態を保ちましょう。また、散布後7日間は落水やかけ流しをしないように注意しましょう。

中干し

 中干しは田植後1ヵ月を目安に始め、田面に小さなひび割れが入り、長靴の跡がつく程度を目安としましょう。茎数が多く乾きにくい圃場はやや強めに、茎数が少なく乾きやすい圃場では一度に干し上げないようにしましょう。

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