カリフラワーはキャベツなどと同じアブラナ科の野菜で、ビタミンCを多く含んでいます。カリフラワーは肥料が足りないと生育が悪くなってしまい、花蕾(からい)が大きく育たないことがあります。肥料切れに注意し、おいしいカリフラワーを育ててみましょう。

①播種

 育苗ポットに用土を詰めた後、直径3cm、深さ1cm程度の穴を作り、カリフラワーの種を3、4粒ほど播種しましょう。播種後は5mm程度覆土し、十分にかん水しましょう。夏まきなので、高温対策としてポットの上を寒冷紗で覆い、芽が出たら速やかに取り除きましょう。

②定植

 定植の2、3週間前に苦土石灰を1㎡あたり約150g散布して耕起し、畝幅40cm程度の畝を立てましょう。定植時は子葉が地上に出るくらいを目安に浅植えし、株間が30~40cmとなるように植え付けましょう。

③追肥

 カリフラワーは多肥性の野菜です。肥料不足になると収穫量に影響が出てしまうので、肥料切れには十分注意しましょう。1回目の追肥は植え付けてから3週間ほど経った頃(本葉が10枚程度になった頃)に行い、1株当たり3g程度『野菜の達人』を施用しましょう。2回目以降は3週間おきに1回目と同様に施用しましょう。

④収穫

 花蕾が卵くらいの大きさになったら外葉をひもで縛ったり、外葉を切って花蕾を覆ったりして白さを保つようにしましょう。花蕾の直径が10㎝ぐらいになり、表面が固く締まって滑らかな状態になれば収穫適期です。カリフラワーは収穫時期が遅れると表面がザラついたり花蕾の間に隙間が出来たりして味が落ちてしまうので、注意しましょう。

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