友の会つうしん

山崎地区年金受給者友の会 庄川温泉「川金」で慰安会


7月4日、庄川温泉「川金」を訪れた会員の皆さん

 山崎地区年金受給者友の会の会員35人は7月4日、慰安会で砺波市の庄川温泉「川金」と「散居の里おかき処御菓蔵」を訪れました。昭和、平成、令和と3つの元号を生きてきて、「人生百年時代」と呼ばれるようになり、少子高齢化が進む中、ますます健康で長生きすることが大事になります。「川金」では解禁直後の庄川の鮎料理と砺波の地酒を堪能し、みんなでカラオケを歌って、踊って、会員相互の今後の健勝を願うとともに親睦を深め、にぎやかで楽しい一日を過ごしました。

 

おたっしゃ百科健康福祉だより

気を付けたい「夏太り」

健康科学アドバイザー 福田千晶

 夏は痩せるイメージがありますが、私もメンバーとして参加している研究会のアンケート調査では、夏痩せする人は約1割、夏太りする人は約3割でした。つまり、夏太りする人は、夏痩せする人の3倍もいるということです。
 暑い夏でも、胃腸が丈夫な人は食欲が落ちません。むしろ、脂っこい揚げ物や焼き肉などがおいしく感じられます。アルコールの組み合わせが、さらにおいしさを倍増させて、たくさん食べたり飲んだりできます。
 甘味の入ったドリンクを1日に何杯も飲み、アイスクリームなど冷たいスイーツも食べたくなります。冷たいそうめんなどの麺類もつい食べ過ぎてしまいます。健康的なイメージの果物も、たくさん食べると糖分の取り過ぎで太る原因になります。夏はお祭りやイベント、親戚や友人と集まる飲食の機会もあり、飲み過ぎや食べ過ぎになりがちです。そのため、夏は摂取エネルギーが多くなる危険がたくさんあるのです。
 暑くて徒歩での外出を控え、屋外での作業もなるべく効率良く済ませ、使うエネルギーを控えるように工夫します。炎天下でのスポーツやジョギングも、秋になるまでお休みです。活動で使うエネルギーは少なくなることが多いのも夏太りの一因です。
 夏痩せは秋になって食欲が戻れば回復します。でも夏太りは戻る暇なく食欲の秋が到来、さらに太ります。夏は毎日体重を量り、ちょっと増えたらすぐに生活習慣を見直して、増えてしまった体重を減らしましょう。もともと、夏でも食欲が低下しない元気な人に限って「暑いときは食べないとバテる」と言いつつ、高カロリーの脂っこい食事や甘い物をパクパク、冷たいアルコールをグイグイ、その結果が夏太りです。今年の夏は夏バテだけではなく夏太りにも気を付けて、気持ち良く過ごしたいですね。

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