表紙

 当JAでは、地域の皆さまから必要とされる組織を目指し、令和4年度から「第6次中期3カ年計画」の4つの基本方針に基づいて自己改革を実践してまいりました。
 本号では、その取り組み結果についてご報告させていただくともに、より内容を精査し、次期「第7次中期3カ年計画(令和7年〜令和9年)」に反映させてまいります。

第6次中期3ヵ年計画(令和4年~令和6年)
4つの基本方針

Ⅰ. 持続可能な食料・農業基盤の確立
Ⅱ. 持続可能な組織・事業基盤の確立と地域の活性化
Ⅲ. 不断の自己改革の実践を支える経営基盤の強化
Ⅳ. 「食」「農」「地域」「JA」にかかる理解醸成に向けた取り組みの強化

Ⅰ 持続可能な食料・農業基盤の確立

① 気候変動に強い「富富富」の作付拡大
(令和4年度236ヘクタール→令和6年度510ヘクタール)
大手コンビニのおにぎりに採用されるなど、中食・外食業界での需要が高まりました。

② 水田フル活用と需要に応じた生産
(令和4年度 輸出用米1500トン→令和6年度 1547トン)
輸出の取り組みが認められ、農林水産省フラッグシップ産地に指定されました。

③ あいさい広場生産者支援
(令和4年度 生産者売上120百万円→令和6年度124百万円)
イベントの開催を通じ、農業者の収益確保の場を提供しました。

④ 農業担い手セミナーの開催
(令和4年度 未実施→令和6年度 開催)
事業承継や農業を取り巻く情勢等について関係団体と連携して実施しました。

⑤ 農業者向け融資の実施
(令和6年度 新規実行件数27件)
設備資金に加え、大雪被害や価格下落等緊急融資へも柔軟に対応しました。

Ⅱ 持続可能な組織・事業基盤の確立と地域の活性化

① 定期訪問の実施
・営農
(年8回の担い手への定期訪問)
・共済  3Q訪問(契約内容・共済金請求漏れ確認訪問)
(令和4年度 1053先→令和6年度 2603先)

② 地域住民が安心して暮らせる仕組づくり
・ LPG安全化システム(24時間監視システム)の普及
(令和5年度より設置開始→令和7年度内に管内全普及)
ガスの安全性を高めるため最新システムを導入しました。
・カーポート入善の魅力づくり
(令和4年度 日別平均来店数314台→令和6年度403台)
イベントの開催やQR決済導入で利用しやすいスタンドを心がけました。
・日帰り人間ドックの取り組み
(厚生連滑川病院で年63回の受診機会)
・あいさい広場年間総来店者数
(令和4年度 140,556名→令和6年度 141,687名)

Ⅲ 不断の自己改革の実践を支える経営基盤の強化

① 経営の健全性確保(自己資本比率)
(令和4年度16・00%→令和6年度16・31%相当)
JAバンク自主ルールの8%以上を大きく上回り、経営の健全性を保っています。

② コンプライアンス意識の醸成
個人情報保護や各種法令等を遵守するため全役職員を対象とした研修を実施しました。

Ⅳ「食」「農」「地域」「JA」にかかる理解醸成に向けた取り組みの強化

① 協同活動のPR
・ JAだより・日本農業新聞・インスタグラム・LINEを活用した広報活動
・ 青壮年部・女性部、女性農業者グループと連携したイベント参加・支援

② 農商校福連携・SDGsへの取り組み
・ 商工会・入善高校・福祉施設・農業公社との協業(トウガラシ栽培と加工販売、学校給食への地元食材提供)
・ 環境にやさしい農業資材の導入
・ 廃プラ・廃農薬の回収

③ 組合員のメンバーシップ化
・ 女性農業者や農業法人従事者の正組合員加入促進
みな穂フェスティバルでのPRやインボイス対応にあわせ組合員加入を進めました。

④ 年金受給者来店感謝デーの開催(年6回)
(令和6年度 延べ来店者数7611名)
年金受給者の方々に日頃の感謝を込めてイベントを実施しました。

 健苗育成は、おいしい「みな穂米」を生産するための基本となります。5月15日を中心とした田植えに合わせた作業計画を立てましょう。
 浸種温度や日数、ハウスの温度などを適正に管理し、暑さに強いがっしりとした苗に仕上げましょう。

浸種~田植えまでの作業計画の目安

※密苗の場合3~4日程度短くなります。老化苗にならないよう注意しましょう。

浸種・催芽

○浸種時の水温は10℃~15℃を保ちましょう。
○乾籾100kgに対して、水360L以上入れましょう。
○催芽温度は、29~30℃を守りましょう。
○芽の長さは、ハト胸~2mm程度に揃えましょう。

播種

○播種前に空箱で播種量を確認してから始めるようにしましょう。
○かん水を床土内部までむらなくしみこませるため、覆土の表面を育苗箱の上面よりやや低くしましょう。
○1箱あたりの播種量は、乾籾で120g、芽出籾で150gとしましょう。

【育苗箱への培土充填のイメージ】


出芽・搬出

○育苗器内温度29℃~30℃で出芽させ、芽の長さは1cm程度となるようにしましょう。
○事前にサーモスタットが正しく作動するか必ず確認しましょう。
○ 搬出直後は土が落ち着くまで水をしっかりかけ、水不足や覆土の浮き上がりにより苗がヤケないよう注意しましょう。

ハウス管理

○苗箱を並べる前に、床面が均平になっていることや、水が溜まる場所がないか等を確認しましょう。
○育苗期間中のハウス内温度が30℃を超えないよう注意しましょう。
○低温でも日射があるような日には換気を積極的に行いましょう。
○密苗の場合、一般苗より育苗期間が短く、軟弱徒長苗や病害が発生しやすいので、慎重なハウス管理を行いましょう。

田植え準備


○耕起はなるべく圃場が乾いた状態で行い、作土深「15cm以上」を確保しましょう。
○代かきは、土壌に応じて田植えの2~4日前に行いましょう。
○田植機の事前点検を必ず行いましょう。

田植え

○植付株数:70株/坪、植付本数:3~4本、植付深さ:3~4cm程度
○田植え後は、植傷みを防ぐためや保温効果を高めるため、やや深水で管理しましょう。
○活着後は、浅水管理を行い水温上昇に努め、初期生育の促進を図りましょう。

農作業安全

 春の農繁期は農作業中における事故が発生しやすい季節です。危険箇所の把握・改善や余裕を持った作業計画など、事故を未然に防止する対策を徹底しましょう。


こまめな休憩や水分補給も忘れずに!

≪乗用型トラクター作業時の事故例と対策≫

〇公道から農地への出入りの際に誤って転倒した
【対策】
・安全キャブ、フレーム付きの機械を使用し、シートベルトとヘルメットを必ず着用する。
・ 圃場からの退出時は搬入路付近が耕うんにより深くなり、傾斜がつきやすいため慎重に走行する。
〇作業機を取替・整備中に手足が巻き込まれた
【対策】
・ 整備点検時や作業中に故障した時は、必ずエンジンを切った状態で作業を行う。
・ 作業機の着脱は平坦な所で行う。

春の農作業安全運動(令和7年3月~5月)

 当JAでは、毎月第2日曜日(農繁期を除く)に「休日ローン相談会」、毎月第2月曜日(農繁期を除く)に「平日夜間ローン相談会」を中央支店にて開催しております。
 平日の日中は仕事等でお忙しい皆様も、ぜひご利用ください♪♪

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開催スケジュール(令和8年3月31日まで)

平日夜間ローン相談会:毎月第2月曜日   午後5時〜午後7時
休日ローン相談会:毎月第2日曜日   午前9時〜午後1時 (ともに中央支店で開催)

※ 日程に変更が生じた場合や開催を中止とさせていただく場合は、JAみな穂のホームページおよび店頭にてお知らせいたします。
JAみな穂:0765−72−1726(融資課直通)

あいさつに訪れた新執行部役員

JA本店で開かれた通常総会

 「JAみな穂青壮年部通常総会」が3月14日、JA本店で開かれ、青壮年部員やJA職員、関係者など約40人が出席しました。役員改選によって新執行部体制となりあらたに委員長に就任した飯野地区の広瀬琢磨さんは「今よりさらに地域貢献活動を積極的に盛り上げていきたい。今までにない新しいことにチャレンジしていきたい」と話しました。17日には、新執行部役員がJA本店にあいさつに訪れあらためて積極的な地域貢献活動に対する決意を述べられました。

 

お知らせ

移動販売「あいさい号」終了のお知らせ

 日頃より、JAみな穂をご利用いただきありがとうございます。
 平成29年より買物支援事業として移動販売「あいさい号」を皆様のお力添えのもと運営してまいりましたが、諸般の事情により継続することは困難と判断し、去る令和7年3月31日をもって業務を終了いたしました。
 長年ご愛顧を賜りましたお客様には多大なご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げますとともに、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

JAバンクアプリ

令和7年度 日帰り人間ドック日程

日帰り人間ドックのお申込みは、最寄りの支店までお願いいたします。

※健康相談日・相談会場は人間ドック結果報告書郵送時に同封されるご案内をご確認ください。

○検診料・助成金

※朝日町で国保以外にご加入の方は町国保分(12,100円)の助成を受けることはできません。
※JAの生命共済加入者または正・准組合員とその世帯の方にはさらに2,000円助成いたします。
※特定健診受診券をお持ちの方は健診時に必ずご提示ください。(受診券・保険証によって助成額が異なります)
※後期高齢者(75歳以上)の方は町助成に代わり後期高齢者医療広域連合から15,000円の助成を受けることができます。
(受診の14日前までに町役場に申請してください。また、令和7年3月に受診の場合は助成を受けることができませんのでご注意ください。)

オプション検査
・胃カメラ…完全予約制で検診結果によって別途費用のかかる場合がありますので保険証と現金をお持ちください。
・喀痰検査(肺がん検診)、肺CT(肺がん検診)、骨検査、脳ドック、PSA検査(前立腺がん検査)、CT内臓脂肪測定検査、頸動脈超音波検査、ピロリ菌抗体検査、ペプシノゲン検査、BNP検査、乳房超音波検査、もの忘れ健診は一般健診料と別料金になります。
・脳ドック・頸動脈超音波検査・乳房超音波検査は1日の定員がありますので、ご希望の方はお早めにお申込みください。予約状況により、ご希望に添えない場合もありますので、ご了承の程お願いいたいます。
・今年度より、オプション検査に「甲状腺検査、尿ナトカリ比」が追加されました。
・オプション検査は、事前に予約が必要です。

みな穂トピックス

とやまシード・オブ・ザ・イヤー


受賞報告する西野代表理事㊧

 令和6年度「とやまシード・オブ・ザ・イヤー」の品質部門で大賞を受賞した入善町採種組合の組合員である農事組合法人目川の西野誠代表理事は3月21日、入善町採種組合の市森孝義組合長とともにJA本店を訪れ受賞報告しました。西野さんは「受賞はとても嬉しい。圃場管理者など従事する全員の努力とJA職員の指導・支援のおかげであり関係者すべてに感謝したい。」と話しました。

 

米原さんが優秀賞


受賞を報告する米原さん㊧

 入善町の株式会社ライスヒルで代表を務める米原章浩さんは3月17日、JA本店を訪れ、「第84回中日農業賞」優秀賞を受賞したことを報告しました。矢木組合長は「栄えある受賞、おめでとうございます。地域農業をさらに盛り上げてくれることを期待しています。」と祝いました。米原さんは「今後はさらなる努力はもちろんのこと地域における農地を守るための受け皿になりたい。」と話しました。米原さんは平成18年に同社の代表に就任しました。水稲やミニトマト、サトイモ、ニンニクなどを栽培しており水稲では水田にアイガモのヒナを放飼し減農薬による安全な米と鴨肉を同時に生産するアイガモ農法を取り入れています。

 

(農)ふながわが農林水産大臣賞


受賞報告する由井さん㊧と澤田さん㊨

 朝日町の(農)ふながわは3月24日、JA本店を訪れ、(一社)日本飼料用米振興協会と農水省が行う「令和6年度 飼料用米多収日本一」の「地域の平均単収からの増収の部」で「農林水産大臣賞」を受賞したことを報告しました。由井組合長と澤田副組合長は「10年にわたり取り組んできて今回の農林水産大臣賞はとても嬉しい。今後は新しい品種にも挑戦したい。」と声をそろえて話しました。同法人では、作付面積6.1ヘクタールで「やまだわら」を栽培し、地域平均単収から10アールあたりの増収が279キロという高単収を達成しています。

 

入善高校へJA職員が出前授業


生徒らに話すJA職員

 JAみな穂は3月18日、今年度の新たな事業の取り組みである出前授業を入善高校で行いました。JA職員は農業科1・2年生約60人にJAの概要、信用・共済、指導事業について説明しました。生徒からの「どのような時にやりがいを感じるか」や「具体的な指導方法は」など多様な質問に対し担当職員は丁寧に答えていました。出前授業を終えて矢木龍一代表理事組合長は「高校生にJAを知ってもらえるいい機会、今回だけに限らず次回は課外授業として業務や施設見学など今後も継続して取り組んでいきたい」と話しました。


主穀作講習会


受講する生産者ら

 JAみな穂と新川農林振興センターは3月10日、JA本店で主穀作講習会を開きました。JA管内の生産者ら約120人が参加し育苗・大豆の栽培に関する取り組みポイントについて理解を深めました。冒頭のあいさつでは水島営農部長は「今回の講習を聞いてぜひ今後の営農活動に生かしてほしい」と話しました。その後、新川農林振興センターの八木技師が①田植えに合わせた育苗計画②育苗管理のポイント③近年問題となっている病害虫④高密度播種育苗(密苗)について説明し、続けて同センターの向井班長が①令和6年産大豆の概要②令和7年産大豆の栽培ポイントについて説明しました。

 

JAみな穂女性部通常総会


「睡眠」について学ぶ女性部員ら

 JAみな穂女性部は3月8日、JA本店で「第20回JAみな穂女性部通常総会」を開きました。同日は女性部員35人が出席し、中嶋千代乃部長が「今年度も生き生きとした地域貢献活動を積極的にしていこう」とあいさつしました。総会後に行われた講演「睡眠習慣を整え、キラキラ輝く私に」では、上級睡眠健康指導士の伊東和博さんが①現代人の睡眠負債のリスク②若年者と高齢者の睡眠の比較③睡眠における日頃の生活でのポイントについて話されました。


インフォメーション

職員募集のお知らせ

 当JAでは、社会人として経験があり、地域農業・社会のために貢献できる人材を募集しています。やる気と熱意のある方のご応募を、役職員一同お待ちしております。
 下記までお問い合せください。
みな穂農業協同組合 総務人事課
〒939-0626 富山県下新川郡入善町入膳3489-1
TEL: 0765−72−1190

各種支払いについて

カレンダー早見表
(カーポート入善)営業時間:午前7時〜午後8時
洗車コース半額キャンペーン
ガソリン・軽油特売日
(あいさい広場)営業時間:午前9時〜午後6時
谷口さんちのお肉の日
入善・朝日産大豆使用の
ゆば豆腐「やまいち商店」の日
手作りおはぎ販売
遊友のたいやき販売
(午前9時~)
「niko nikoパン」のパン販売
(午前10時30分〜 売り切れ次第終了)
JA青壮年部手打ちそば
(午前11時45分~午後1時頃)
※売り切れ次第終了となります。

【公式】JAみな穂LINE友だち限定
4月23日限定・超々[得]クーポンが配信されます。

4月

JA行事

カーポート入善
行事予定
あいさい広場
行事予定
18 ひばりの給油所金曜営業(午前9時30分〜午後6時)  
19 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
オートパル入善営業
20 日直配置(中央経済・農)
ひばりの給油所休業
21  
22 年金受給者友の会連絡協議会  
23 給油所現金給油感謝デー(ひばりの) LINE友だち
得クーポン

 
24 定例監事会・定例理事会
ひばりの給油所休業
お客様感謝祭
店頭給油7円引

25 ひばりの給油所金曜営業(午前9時30分〜午後6時)
26 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
オートパル入善休業
27 日直配置(中央経済・農)
ひばりの給油所休業
 
28  
29 日直配置(中央経済・農)
ひばりの給油所営業日(午前8時30分~午後5時)
 
30 給油所現金給油感謝デー(ひばりの)  

[日直配置] 農→農機具センター 中央経済→中央支店経済課

5月

JA行事

カーポート入善
行事予定
あいさい広場
行事予定
1 ひばりの給油所休業
1日 特得の日
2 ひばりの給油所金曜営業(午前9時30分〜午後6時)  
3 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
ひばりの給油所営業日(午前8時30分~午後5時)
オートパル入善休業
 
4 日直配置(中央経済・農)
ひばりの給油所休業
 
5 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
ひばりの給油所営業日(午前8時30分~午後5時)

5日 特得の日
6 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
ひばりの給油所営業日(午前8時30分~午後5時)
 
7 給油所現金給油感謝デー(ひばりの)  
8 ひばりの給油所休業
9 ひばりの給油所金曜営業(午前9時30分〜午後6時)  
10 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
オートパル入善営業
11 日直配置(中央経済・農)
ひばりの給油所休業
12 夜間ローン相談日(中央支店)
13 相続・資産等の税務相談日(本店)    
14 給油所現金給油感謝デー(ひばりの)
JAだより等配布日(~19日)
   
15 ひばりの給油所休業  
16 ひばりの給油所金曜営業(午前9時30分〜午後6時)
相続等の無料法律相談日
(本店 ※1週間前までに、最寄りの支店に要予約)
   
17 日直配置(中央経済) 農機具センター営業日
オートパル入善営業
 
18 日直配置(中央経済・農)
ひばりの給油所休業
 

日帰り人間ドックのお申込み先について
日帰り人間ドックのお申込みは、最寄りの支店までお願いいたします。

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