「土づくり」は水稲栽培にとって欠かすことができない重要な作業のひとつであり、高品質な「みな穂米」を生産するための土台となります。土壌改良資材や有機質資材を施用し、地力の向上に努めましょう。

土づくり

土壌改良資材

ケイ酸、苦土、鉄分、アルカリ、リン酸を含んでおり、施用することで次の効果が期待できます。
①病害虫に対する抵抗力の向上
②稲の倒伏防止
③受光態勢の向上
④白未熟粒の予防

有機質資材

ケイフン、堆肥、有機化学肥料などを施用することで土壌中の微生物が増加し、腐熟を促進します。また、腐
植含量が増加し土壌中の保肥力が高まるので、減肥による生産コスト低減が期待できます。


苗づくり

浸種・・・「浸種」とは休眠中の種籾を水に浸すことで一斉に発芽させる作業です。コシヒカリの適正水温は10℃~15℃程度で、積算温度が120℃となるようにしましょう。

例)浸種水温10℃の場合
⇒浸種日数12日間
浸種水温15℃の場合
⇒浸種日数8日間

播種・・・健全な苗に仕上げるため、播種は1箱あたり120グラムの薄播きにしましょう。播種時期が早いと育苗期間が長くなり、老化苗が発生しやすくなるので注意しましょう。

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