友の会つうしん

皇居勤労奉仕活動に参加

1月20日(日)~1月25日(金)


皇居勤労奉仕活動に参加した皆さん

 1月20日から1月25日まで、年金受給者友の会の会員ら15人とJA職員1人が「JAみな穂勤労奉仕団」として皇居勤労奉仕に参加しました。
初日は武蔵野御陵を参拝し、翌日から皇居で3日間、赤坂御所で1日の勤労奉仕を行いました。皇居では桑畑の落葉収集や除草作業を行い、赤坂御所では土に埋もれた水路をスコップで掘り出すなどの作業を行いました。
東宮御所内では皇太子殿下よりご会釈を受け、「富山では雪はどうですか。」とお声をかけていただくなど、緊張と親しみを感じるひと時を過ごしました。
皇居内での貴重な体験は、参加した皆さんにとって満足感と達成感に満ちたものとなりました。

 

おたっしゃ百科 健康福祉だより

冬の食中毒

佐久総合病院名誉院長 松島松翠

 食中毒は夏の病気と思われがちですが、実は冬にも多く発生しています。食中毒を引き起こすウイルスの一つにノロウイルスがあります。これが冬になると活発化するからです。
ノロウイルスに感染すると、1~2日して激しい腹痛やおう吐、下痢を起こします。つまり食中毒の症状が出ます。年末から年初にかけては、忘年会や新年会、同窓会などが行われることが多く、ノロウイルスも多く発生します。
ノロウイルスは二枚貝の内蔵に蓄積されることが多く、カキ、シジミ、ホタテなどからノロウイルスが検出されています。最も多い中毒としては「生カキ」が挙げられます。カキは冬場がおいしので食べる方も多いと思います。しかし生カキは避けた方が無難です。
もちろん煮て食べれば問題ありません。ただしカキフライにするときは十分加熱することが必要です。またカキを調理したまな板、包丁、ふきんなどにウイルスが付いていることがありますから、他の食材を調理する前に熱湯で十分消毒することが必要です。
ノロウイルスは食べ物からだけでなく、ウイルスで汚染された手などを通じても、人から人へと感染が広がります。従って予防の第一は外から帰ったとき、トイレの後、調理の前、食事の前には、せっけんと流水で手をよく洗うことです。下痢の症状があるときは他の人とタオルなどは共有しないことが大切です。
特に抵抗力の弱いお年寄りや乳幼児などがノロウイルスに感染しますと、重症化しやすいので十分に注意しましょう。

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