農魂一徹

(株)清水遊農  
 代表 清水智也さん

経営面積(水稲):約45ヘクタール

清水尚人さん
経営面積:約10ヘクタール
大豆:約9.7ヘクタール
サトイモ:約30アール

こだわり一徹

 「遊びと同じように農業を全力で楽しみ、おいしい農作物を育てよう!」という思いの下、兄弟ならではの連携を生かしながら時期ごとの栽培管理を徹底し、高品質な農産物の生産に努めています。
 栽培している農作物はそれぞれ役割分担しながら全て2人で管理しているので、お互いの行動を先読みしたり省力的な作業体系を整備したりするなど、「ムダのない農作業」を実践しています。今春からはドローンを導入し、昨年まで4、5日かかっていた約20ヘクタール分の田んぼの防除作業がわずか1日でできるようになりました。

苦労一徹

 高温やゲリラ豪雨、台風などの異常気象への対応には毎年苦労しています。天候を先読みしながら2人で効率的な作業を心掛けていますが、それでも対応が遅れてしまい、農作物の収量を落としてしまうなどの苦い経験もしました。
 異常気象による被害を完璧に防ぐことは難しいかもしれませんが、今後は圃場ごとに農作物の作期を分散したり、よりキメの細かい農業を実践したりするなど、少しでも被害を軽減できるように努めていきます。
 また、穀物の乾燥調製などを行っている自社の作業場が経営面積に対して手狭だったので、より大きな作業場を新設することに決めました。新設に伴い、乾燥機や籾摺機などの機械設備も一新し、年内に完成する予定なので、今後は同施設を拠点により高品質な農産物を生産できるように努力を重ねていきます。


兄弟で連携しながら農作物を管理しています!

挑戦一徹

 南保地区の山沿いの圃場ではサルやイノシシなどによる農作物の被害が多く発生していたので、数年前から獣害対策としてエゴマの栽培に挑戦しています。エゴマは獣害に遭いにくいだけでなく、他の作物に比べて栽培管理が楽なことや全国で需要が高まっていることなどから、本当に魅力的な作物だと感じています。現在はエゴマの直播栽培など、より省力的な栽培方法を研究中なので、今後も調査を継続しながらエゴマに秘められた可能性を探っていきたいと思います。



毎年、境地区生産組合のエゴマの圃場で畝立てなどをお手伝いしています!


今年も朝日中学校の生徒たちと
おいしいお米を生産しました♪

 

農協へひと言

 JAの営農指導員は私たち農家と密に連絡を取りながら友好な関係を築いてくださっているので、いつも本当に感謝しています。これからも農家と共に歩み、様々な面から活動をサポートしてください。
 また、個人での設備投資には限界があるので、JAの遊休施設を農家が有効活用できるように検討してくださると助かります。
 今後もJAのさらなる成長に期待しています。

お互い努力を続けていきましょう!!

 

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